クロスの補修について。

ウチはクロス屋です。
クロスのちょっとした剥がれや小さな剥がれの補修について書きます。
クロスにも色々な素材や模様がごさいます。値段も安いもの柄や輸入物で高価なクロスなど様々です。
物によりけりですが一般的に小さな傷等の補修に関することですが、まずは木目調の茶色いクロスの場合、細かな剥がれは黒の油性マジックで元通り!
穴が空いたような小さな傷だけに対応します。マッキーなどで穴を塗りつぶせば周りの柄と何も変わらなく馴染み分からなくなります。茶色いクロスだと壁の白い部分が小さくても目立ちますよね。かと言って張替え!となるとお金も手間もかかります。
そんな時は油性マジックを使いましょう!
そしてもう一つはクロスはやはり長年張りっぱなしですと繋ぎ目から剥がれやすくなって来るのが特徴です。
繋ぎ目から剥がれて貼り直しても線が目立つように残ってしまいます。
そんな時、先ずは糊(工作用)を壁側に塗ります。そして剥がれたクロスを繋ぎ目になるべく合わせるように貼り付けて、乾かないうちに濡れ布巾で(固く絞ったもの)クロスを伸ばすように押さえつけていきます。※力の入れ過ぎでクロスを破かないよう気をつけてください。
こうすることによって1度カラカラに乾いたクロスは湿気とともに伸びやすくなりピッタリと切れ目も目立たないように張れるようになります。
急なちょっとした剥がれに是非お試しを!
あくまでも応急処置の対応ですのでご参考までに!